LONG WALLET 16000 NVY

DIARGE

ベタ貼りの特性を生かし、極限まで薄く仕立て上げられたミニマルな束入れ(長財布)
小銭入れの機能をあえてそぎ落としたデザインでジャケットなどの胸ポケットにすっきり収まる。
カードは6枚収納で、片側にはあおりと呼ばれるフォルダ構造を採用。紙幣はもちろん領収証やチケットなどを詰め込むことなくスマートに収納出来る。支払い時の所作の美しさを追求したアイテム。

サイズ:190mm × 90mm × 10mm
色:ネイビー×インクブルー 
素材:牛革

この財布はどのようなライフスタイルを志向するか、様式美についての考え方が如実に現れるアイテムだと思う。

キャッシュレスという世界的な潮流のなか、財布はもちろん支払い時に使うアイテム・ガジェットやサービス、アプリケーションすべてが多様化している今、単に利便性を求めるのであれば長財布である必要性はない。

コインポケットがあったほうが便利かもしれない。ただ財布においてコインポケットと型崩れはトレードオフの関係にある。財布に収めるものが大きく紙幣・カード・コインの3種類だとして、厚みと質量があるコインが偏ることが、財布に物理的に負荷をかけるということは明白である。カードはたくさん入るほうが使い勝手がよいかもしれない。ただカードの厚みと枚数は財布の厚みとして跳ね返ってくる。

財布のようなクラシックなアイテムにおいて機能をたくさん盛り込むということは、それが形の膨張と質量の増加を伴う、ゆえにあえて機能をそぎ落とすということが薄く、軽く、型崩れのしにくさにつながる。

最近流行りのコンパクト財布、定番の二つ折り財布など、財布にも色々な種類があるが支払い時に格式や美意識を感じるアイテムはなにかと考えると、おそらく長財布に軍配があがる薄い長財布を使うということは、コインケースなどと支払いのアイテムを使い分けるということにつながる為、意図するしないに関わらずTPOに応じて小物を使い分けるという自己演出を伴う。

お金に関して気を配っているという自己演出は、お金そのものの扱いはもちろん、支出額にたいしても意識が向くことになる。心理学の言葉を借りればピグマリオン効果ともいう。それは支払い時にとどまらず日頃の所作や行動にも反映され、ビジネスシーンはもちろん人間関係における信頼感につながるのではないだろうか。

ライフスタイルにおける自己表現としてモノ全体のプレゼンスは低下傾向にあることは否めないが小物の存在感はむしろ増しているかもしれない。多様性の許容という社会的風潮のなかで、気候や性別、文化的背景やテクノロジーに規定されないプロダクトの選択は 純粋に個人的志向によると考えられるからである。

Diarge est のLONG WALLET はそんなライフスタイルの様式美を志向する人たちへ自信を持って提案するアイテムである。


コレクション: Diarge est, POPULAR COLLECTION

カテゴリー: Diarge est

タイプ: 財布